御挨拶

 日本解剖学会第74回九州支部学術集会のHPをご覧いただき、ありがとうございます。

 本学術集会は毎年九州・沖縄地方の各地において開催され、大学・研究機関から多くの先生方にお集まりいただき、解剖学・形態学に関わる幅広いテーマについて議論する貴重な場となっています。今回、17年ぶりに佐賀県においてこの学術集会を開催できることを大変光栄に思っております。

 プログラムの概要は、口演での発表と討論、および特別講演として鹿児島大学の田松裕一先生による「顎骨の生体力学的研究と鹿大歯学部の肉眼解剖学教育-研究の歩みと教育の現状-」と、明治維新150年記念として佐賀大学特任教授の青木歳幸先生による「江戸時代佐賀藩の解剖と九州」を企画しております。また、会場に隣接した企業展示ブースでは、研究に必要な機器等の情報収集の場を設ける予定です。

 佐賀市では現在、「肥前さが 幕末維新博覧会」が、好評開催中です(〜来年1月)。また、残念ながら恒例のバルーンフェスタの日程は少々ずれておりますが、おそらく練習中の多数の熱気球が佐賀の空を彩っていることと思います。ぜひこの機会に佐賀にお越しいただければ幸いです。

 本学術集会の開催にあたりまして、ご支援を頂いております多くの企業、教育・医療機関の皆様、また、演題で発表いただく皆様のご協力に対し、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。この学術集会が皆様にとって実り多いものとなりますよう心より願っております。


第74回 九州支部学術集会 大会長
倉岡 晃夫
 
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